電動ベッドが備える機能
電動式の介護ベッドには「背上げ」「膝上げ」「床面昇降（高さ調節）」といった機能が備わり、
要介護・要支援者の起き上がりや移乗をサポートします。
また、自立支援の観点から介護予防としても有用です。
電動ベッドの機能性はモーター数で決まる
電動ベッド選びの第一歩は、モーターの数から決めましょう。
電動ベッドは1モーターから4モーターまで、大きく4つのランクに分かれます。
モーターの数が多いほど稼働する部分が多くなり、
要介護度の高い方でもラクに姿勢を変えることができます。
電動ベッド選びのポイントは、現状で判断するのでは無く5年後、10年後をみて判断する事です。
5年後、10年後は介護する側も老いる為、そこまでは必要ないからと考えるのではなく、
高機能のものを選ぶ事をオススメします。
モーター数による機能の違いは4タイプ
1モーター（高さ調整型）の介護用電動ベッド
対象となる介護者の状態：日常動作がほぼ自立している方、腰やひざに痛みがあり、
立ち上がりが不安な方
1モーター（高さ調整型）は、ベッドの寝る部分全体が上下します。
立ち上がりやすい高さに調節すれば、少ない負担で立ち上がることが可能です。
また、車いすなどの移乗先に合わせて高さを調節できるため、移乗動作がしやすいのも特長。
介助を行う際にベッドの高さを調整することで、介護者の腰の負担を軽減することもできます。
比較的ご自身で動くことが可能な方が、ベッドの乗り降りが比較的容易になったり、
起きて横になっている時に身体を起こす、補助的な役割として活躍できる電動ベッドです。
1モーター（背ひざ上げ型）の介護用電動ベッド
対象となる介護者の身体状況：日常動作がほぼ自立している方、腰やクビに痛みがあり、起き上がりが不安な方
1モーター（背ひざ上げ型）は、背中の部分、ひざの部分が動きます。
背中の部分は独立して動きますが、ひざの部分は背中の部分と同時にしか動きません。
少ない負担で起き上がることができ、ベッド上で本を読んだりテレビを見たりするときにも疲れにくいのが特長です。
また食事の際にも上体を起こすことができるため、のどに詰まりにくいというメリットもあります。
要介護者の起き上がり介助の際、介護者も腕力を使う必要がないので負担が軽減します。
あまり細かい調整ができないため、床ずれなどの心配がある方には不向きで、
比較的ご自身で動くことが可能な方が、ベッドの乗り降りが比較的容易になったり、
起きて横になっている時に身体を起こす、補助的な役割として活躍できる電動ベッドです。
2モーターの介護用電動ベッド
対象となる介護者の身体状況：支えがあれば自力で座位を保つことが出来る方、
起き上がりが不安、血流が良くない方
2モーターは1モーターの高さ調整型と背ひざ上げ型の機能を合わせたもので、
背中の部分、ひざの部分、寝る部分全体が動きます。背中の部分は独立して動きますが、
ひざの部分は背中の部分と同時にしか動きません。
1モーターと同様、あまり細かい調整ができないため、床ずれなどの心配がある方には不向きで、
比較的介護度の軽い方に向いています。
3モーターの介護用電動ベッド
対象となる介護者の身体状況：自力で座位を保つ事が困難な方、ほとんど寝たきりに近い方
3モーターは背中の部分とひざの部分が別々に動き、寝る部分全体も上下します。
最近では左右別々に足を上げる機能を持つものもあります。
介護の現場で頻繁に行う体位変換などの介助を行う際に介護者への負担が少ないことや、
細かい調整ができるため床ずれ予防に有効なことなどから、最もオススメとなるタイプです。
長い時間ベッドで過ごす方、寝たきりの方だけでなく、
将来にわたって介護の負担を軽減する為に3モーター以上の製品を選ばれる方が増えています。
また、ベッドはその大きさから移動が困難ですが、製品によってはコンパクトに形状を変え、
ベッドの出入りがしやすく寝たきり防止に効果的です。
4モーター式の電動ベッド
比較的新しいタイプの電動ベッドで、背もたれや膝の高さだけではなく、
頭部分など更に細かく稼働を可能にしている電動ベッドです。
有料老人ホームの無料相談 サードライフ相談室
後悔しない介護へ
介護ベッドにも様々なタイプがありますが、電動、ライト付き、手すりが付いている製品を選ぶべきでしょう。
こちらの製品はしっかりした作りで動きも良く、外観も電動ベッドとは思えないお洒落さです。
しんみりとしたベッドより、デザインを重視して、活き活きとした介護生活を送りたいものです。
 |
 | 電動ベッド 介護ベッド電動3モーターベッド-ART 【介護向け】送料無料 電動ベッド介護ベッドモーターベッド電動リクライニングベッドリクライニング介護ベット電動ベット車椅子ランキング常連 |